5月16日~21日紙面

道の駅「藤川宿」にツバメの巣

 ツバメの巣が一、二、三・・・。岡崎市藤川町の道の駅「藤川宿」の駐輪場にある六つの巣のうち、三つで子育て中だ。せっせと餌を運ぶ親ツバメと巣から顔を出す子ツバメの様子を、道の駅の利用者が目を細めて見入っている。

 同駐輪場には毎年子育てのためにやって来るツバメたちは、前年の巣を補修したり新たに巣を作ったりしている。今年は寒い日が続いたせいか巣作りは例年よりやや遅い三月末ごろに始まった。

 高いところに巣を作るツバメは、排せつ物が問題。駐輪場の壁には「頭上にご注意ください」と書かれたチラシが貼ってある。

 施設運営者は「ツバメはにぎやかな場所を好むため、人がたくさん来てくれるといい。ただ、来場者に迷惑がかからないよう、チラシなどで注意を呼び掛けている」と話した。

(17日3面)