5月9日~14日紙面

雨に負けず盛り上げ 岡崎・神明宮大祭

 岡崎三大祭りの一つに数えられる神明宮大祭が十三日、岡崎市元能見町の神明宮(加藤和子宮司)で始まった。初日のこの日はあいにくの雨だったが、年に一度の祭りを盛り上げようと氏子総代らが奮起していた。

 午前九時三十分からは境内で重量七百~千四百㌔の山車八台のお祓い。通常は山車小屋から出した状態で行われるが、雨の影響で小屋に入ったまま簡略式で実施。厳かな雰囲気で神事が進められ、氏子十一町の関係者らが山車引きの安全を願った。その後、雨にぬれないようビニールなどを掛けた状態で山車を小屋から出して各町に出発した。

 ほかに本殿で前日祭、神楽殿で乙女の舞などがあった。十四日は午前八時から御神輿渡御、各町の山車引きは午後一時から。クライマックスの山車宮入りは七時二十分からを予定。

(14日3面)