9月13日~18日紙面

夏の参院選投票率 18歳は61,57%

 愛知県選挙管理委員会はこのほど、七月十日に行われた参院選の市町村別の十八、十九歳の投票率を発表した。同選挙は選挙権が十八歳以上に引き下げられてから初めての国政選挙として注目されていた。

 県全体の十八、十九歳の投票率は53・77%。全体の投票率55・41%並みだった。内訳は十八歳が58・20%、十九歳は49・40%と十八歳が上回った。

 西三河の本紙関係分では、岡崎市が十八歳61・57%、十九歳52・89%、豊田市が十八歳65・52%、十九歳61・51%、西尾市が十八歳60・55%、十九歳54・89%、幸田町が十八歳67・49%、十九歳60・00%。四市町でいずれも県平均を上回る結果となった。

 十八歳が十九歳を上回ったのには幾つかの要因があると考えられるが、十八歳でも高校生の場合は学校での指導の影響があったとみられる。

 十月十六日に市町、市議同日選を控える岡崎市選管では、十八、十九歳の当日有権者を約八千人と見込む。担当者は「最も身近な選挙。多くの人に投票してもらいたい」と促している。

(13日1面)