8月2日~7日紙面

あいちトリエンナーレ2016開幕

 三年に一度の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」が、十一日から十月二十三日までの七十四日間、名古屋、岡崎、豊橋の県内三市を会場に開かれる。

 三回目となる今年は「旅」をテーマに豊橋市が新たに会場に加わった。主に「現代美術」「舞台芸術」「普及・教育」の三分野で国内外の現代アーティスト百十九組が参加する。

 岡崎市では、名鉄東岡崎駅、康生地区、六供地区に海外の七組を含む十四組が出品する。市内に展示される作品のうち、メーンの一つは無料会場の岡ビル百貨店三階に展示される現代美術作家・二藤建人さんの作品。「個の最終単位は身体」と唱える二藤さんは、フロアに「接続と分断」をテーマとした八点を展示する。

 市内の会場は岡ビル百貨店を除いて有料。岡崎市の会場のみを観覧できるチケットは三百円で、中学生以下は無料。シビックセンター、名鉄東岡崎駅切符売り場、同駅内の名鉄観光サービス、チケットぴあ、主要コンビニなどで十一日から販売する。

(3日1面)