5月24日~29日紙面

岡崎市制100周年記念し田んぼアート

 岡崎市制百周年を記念した田んぼアートが今夏、同市藤川町に登場する。二十二日には、一般参加者を募って田植えの体験イベントが行われ、多くの親子連れが泥だらけになりながら田んぼアート作りを楽しんだ。

 同市農林業振興推進実行委員会が主体となり、水田を管理する小久井農場と田んぼアートのデザインを担当した愛知産業大学捜索活動同好会などの協力で企画した。

 南北に隣接する水田二枚(約八千平方㍍)を使った巨大田んぼアートは、市を代表する花火大会に桜の花、「おかざき市制100周年」の文字とオカザえもんの顔を、黒、赤、黄、緑、白の五色の稲で表現する。

 この日は約百九十人が参加し、はだしになって水田の中へ。ぬるぬるとした感触に悲鳴や歓声を上げながら、四班に分かれて担当場所に苗を植えた。

 田んぼアートの見頃は七、八月。九月二十五日に稲刈りが予定されている。稲刈りまでの期間中、田んぼアート南側の空き地に足場が設けられ、高い位置から田んぼアートを観賞することができる。

(24日1面)