7月14~19日紙面

岡崎りぶら 入館1000万人達成

 岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)の入館者が十八日、一千万人を突破した。一千万人目は、館内の子ども図書室で児童図書を借りるため、祖父の稲熊武夫さん(82)と訪れた梅園小学校二年の仁紀君。仁紀君と前後に訪れた市内の家族には、内田康宏市長から花束や記念品が贈られた。

 内田市長は「年間十五万人が来館し、開館から六年九カ月で入館一千万人が達成できたのは、何度も足を運び、利用してくれた市民のおかげ。今後も市民が集い、活発な活動の拠点として利用してほしい」とあいさつした。

 普段は母親と絵本の『ウォーリーをさがせ』を借りに訪れるという仁紀君。花束、記念品を受け取り、「うれしかった。また来たい」と話していた。

 一千万人の一組前は、同市上里三の原健志さん(53)、靖子さん(46)、拓海君(5)一家、一組後は北野町の宮﨑佐登志さん(39)と蒼平君(7)、遼平君(2)親子。

 りぶらは平成二十年十一月一日に開館し、翌年の六月十四日に入館者百万人を達成。以降は約一年間隔で三百万人、五百万人を突破してきた。この日の一千万人突破は、五百万人を突破した同二十三年十二月二十四日から約三年六カ月となる。

(19日1面)