4月21~26日紙面

幸田町議選 合併後初の無投票

 四月二十九日の任期満了に伴う幸田町議選が二十一日、告示された。定数一六に対し、十八人が出馬する見通しだったが、届け出た候補者が十六人だったため、無投票で決着した。町選挙管理委員会によると、昭和二十九(一九五四)年の豊坂村との合併以降、町議選の一般選挙で無投票は初めて。

 無投票当選したのは現職十二人と、今期限りで引退する現職から地盤を引き継いだ新人四人。党派別では、公明一、共産一、無所属十四。全員が六十歳以上。

 当選証書付与式は二十七日午前九時から幸田町役場で行われる。

 町議選一般選挙では昭和二十九年の合併以来初の無投票決着だが、昨年の町長選も同様に無投票決着だった。町民にとって身近な選挙が続けて無投票という異例の結果に。また最年少当選者が六十歳の現職、新人は全員六十代後半と、高齢化が目立っている。

(22日1面)