1月14日~25日紙面

本社主催・書写作品コンクール

 家康公顕彰四百年祭を記念し、東海愛知新聞社が岡崎市内の小中学生から募集していた書写作品コンクールの入賞者が決まった。 応募総数一万二千三百三十四点から、岡崎市長賞など特別賞に二十点。優秀賞二十点、佳作四十点が選ばれた。特別賞と優秀賞、佳作に選ばれた作品は、十六日から十八日まで岡崎市美術館第六展示室で展示される。

 十八日午後には表彰式が行われ、入賞者計八十人をたたえた。

 市長賞、市議会議長賞、市教育委員会賞、岡崎商工会議所会頭賞、東海愛知新聞社賞、優秀賞、佳作の順で表彰。ほかの出席者が見守る中、受賞者は緊張した様子で表彰状とトロフィーを受け取った。

 来賓として出席した内田康宏市長は「どの作品も素晴らしい出来。遺訓をはじめ、家康公にまつわる言葉を題材として書にしたためることで、家康公のことを深く学ぶきっかけになったと思います。皆さん、本当におめでとうございます」とあいさつした。

 最後に、山中小学校長で国語書写部長の高橋由美子さんから作品の講評があり、題材となった字の解説や応募作の出来を紹介。「実直さ、力強さといった、家康公の人となりを表すような字が多く見られました」と高く評価した。

 展示会には三日間で延べ千二百三十人が来場した。

(16日1面、20日1面)