9月30日~10月5日紙面

豊田で立ち乗り電動二輪実証実験

 豊田市は一日、内閣府から「立ち乗り型パーソナルモビリティ実験特区」に認定された中心市街地の一部公道で、トヨタ自動車のパーソナルモビリティ「ウィングレット」(立ち乗り型電動二輪車)による実証実験を始めた。公道へのパーソナルモビリティ導入の可能性を検証する実験で、今月に十五日まで中心市街地に在籍・在住する約百人がモニターとして参加する。

 初日は名鉄豊田市駅裏のコモ・スクエアで出発式があった。太田稔彦市長は「パーソナルモビリティを利用した中心市街地の未来を考える機会にしたい」とあいさつ。とよたPR大使らとともに、ウィングレットで歩道などを走行した。実験では、モニターが通勤などの日常生活を想定して走行。実験後、モニターにアンケートを行う。

(3日付3面)