4月23日~4月28日紙面

おかざき世界子ども美術博物館で「手塚治虫展」 7月まで

鉄腕アトムの人形や手塚作品オールスターの集合絵などが並ぶ会場
鉄腕アトムの人形や手塚作品オールスターの集合絵などが並ぶ会場

 おかざき世界子ども美術博物館で、企画展「手塚治虫展」が開かれている。日本の漫画、アニメの基礎を築いた手塚治虫(1928~1989年)の代表作「鉄腕アトム」のテレビ放映開始50周年と、映画「ブッダ2」の製作開始を記念して開催。7月15日まで。

 同館では平成3年以来、22年ぶりの手塚治虫展。直筆原稿や絵コンテ、愛用品など約170点が展示されている。世代を超えて愛された漫画家の作品をひと目見ようと、家族連れが訪れた。

 会場入口にはアトムの人形や作品に登場するキャラクターが一堂に会した絵が飾られている。また、家族写真や生前愛用していたベレー帽や筆記用具、アトムやジャングル大帝のカラー原稿などが、語られた言葉とともに並べられている。さらに、医学の道と漫画の道に迷った際の葛藤や、虫好きだったことからペンネームに「虫」を付けた秘話なども紹介。

 8ミリフィルムで撮影された幼少期の様子、手塚流の漫画の描き方、昭和38(1963)年に初めてテレビ放映されたアトムの映像もあり、手塚ワールドが満載だ。

 午前9時~午後5時。月曜休館だが、祝日の5月6日、7月15日は開館。高校生以上五百円、小中学生百円。市内小中学生と障害者手帳所持者らは無料。問い合わせは同館(0564-53ー3511)へ。

(28日1面)

 

このほかには

・第29回六ツ美商工まつり(23日1面)

・岡崎市内の小学校で稚アユ放流(24日1面)

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・岡崎公園内の五万石ふじ GWに見ごろ(27日1面)