岡崎・南中で分離式 350人が新設翔南中へ
岡崎市南中学校で19日、4月5日に開校する翔南中学校との分離式が行われた。離れ離れになる1、2年生700人はこれまでの出来事を振り返り、別れを惜しんだ。
体育館では中央から左に南中生徒、右に翔南中生徒に分かれて着席。水野昌孝校長は「“大南中”として最後の一年は見事でした。これからは競い合って前進しましょう」と式辞を述べた。
映像で1年間を振り返った後、ペットボトルのキャップで作られた作品が披露された。南中に残る生徒が「最高の仲間と過ごした日々は誇り。分離は寂しいけれど、南中で学んだことを礎にともに頑張ろう」と呼び掛けると、翔南中1期生の生徒が「複雑な気持ちだけれど、楽しく充実した日々をありがとう。いつまでも心はひとつ。ありがとう南中」と返答した。
南中名物の溌剌太鼓の演奏もあり、最後は互いに向き合って校歌などを歌った。
翔南中には現在の南中の約半数の生徒が通う。
(20日3面)
このほかには
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